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  • Google ChromeとGoogle Gearsで、ローカルデータベース構築
  • その速さと軽さで驚愕しっぱなしのGoogle Chrome

    そういえば、Google ChromeってGoogle Gearsが同梱されているんだなぁ…と思うと笑いが止まらなくなってきました。
    Google GearsについてはITproさんの記事が詳しいです。

    GearsがそれぞれのPCにインストールされているということは、簡単にいえば、ユーザの各マシンにデータベースが入っているということ。
    開発者としてはこれほど興味深い状況はありません。あんなことやこんなこと、今までできなかったいろんなツールが作れちゃうわけです。

    通常、データベースに情報を保存したり取り出したりするためには、インターネットにつながっている必要があります。データをどんどんためていかなくてはならないデータベースは非常に大容量である必要があるため、多くはデータベースサーバという形でインターネット上においてあるからです。
    例えば、Googleカレンダーのように、データベースとの連動を前提に作られているWebアプリケーションと呼ばれるものを使う場合は、必ずインターネットにつながっていなければ使えません。

    ところがGearsの考え方は、データベースとアプリケーションをそれぞれのPCに持たせてしまうので、インターネットにつながっていなくてもWebアプリケーションを動かすことができるのです。
    インターネットに接続できる状況になったら、それまでPCで行っていた作業内容を、サーバ上のデータベースとシンクさせることでデータを統一します。

    ローカルのHTMLファイルをブラウザで開いて、そこに書いてあるJavaScriptで制御するだけで、データベースに情報が保存できるとしたら…Microsoft Accessを持っていなくてもデータベースが使えるってことです。しかもHTMLとJavascriptで書けるから、サーバアプリケーションへの移行も非常に楽!

    というわけで、ウキウキして情報収集に入りました。

    まず、GoogleのGears Developperに行き、Gearsのファイル群をダウンロード。

    次に、サンプルコードを書きます。
    ソースを書くのが面倒だったので、ITproさんのソースをいただきました。但し、データの収納の確認ができないため、最後のdrop tableの処理を外します。保存形式をUTF-8で行い、ローカルで実行(ブラウザで閲覧)。

    次に、そのデータがどこにあるか調べに行きます。
    サンプルコードをどのブラウザで実行したかによって、データの収納場所が異なるようです。

    InternetExplorer
    C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Google¥Google Gears for Internet Explorer


    Firefox
    C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Mozilla¥Firefox¥Profiles¥XXXX(任意の値).default¥Google Gears for Firefox


    Google Chrome
    C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥Local Settings¥Application Data¥Google¥Chrome¥User Data¥Default¥Plugin Data¥Google Gears¥(ドメイン名?)¥file_0


    当方の環境では、ドメイン名が_null_.localdomainとなりました。拡張子に.dbが付与されていませんが、フリーのGUIツールであるSQLiteMarkerから該当フォルダ内のファイル(test#database)を開くとデータの取得ができました!文字コードの問題で文字化けしてしまっていますが、データが収納されていることは十分確認できたのでよいでしょう。
    この技術は、パラダイムシフトといっていいほどの大きな変革だと思います。

    これも、Gearsのおかげだなぁ…と、しみじみ。
    個人商店の顧客データベースを作るも良し、売り上げ管理や在庫管理もこの形でガンガンいけそうです。システム構築費用が抑えられるから、お客様に新しい形の提案ができます。うれしいですねぇ。
    これを使えば、技術面に限らず、企画面でも営業面でも新たな方向性が見出せるわけで、我らも乗り遅れないようにしていきたいところです。

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